物理:スケルトンズ
- 物販商品(自宅から発送)あんしんBOOTHパックで配送予定¥ 1,650
プレイヤー・キャラクターは全員、ある墓所を守るスケルトンになります。 ゲーム開始時に行うことは、石棺の置かれた墓所の間取りを描き、そして自分が担当するスケルトンを選んで、そのスケルトンの装備品をキャラクター・シートに描くだけです。 他に準備はいりません。ルールブックには3種のシナリオが用意されていますが、特に事前に深く読み込んでおく必要もありません。ではそんな先の見えない状態で、どう遊ぶのでしょうか。 このゲームのシナリオでは、時間の経過ごとの墓所への侵入者が用意されていて、そしてその侵入者を撃退する度にスケルトンたちは生前の記憶を思い出していきます。思い出す記憶は9種いるスケルトンの種類によって様々ですが、もしかしたら隣でともに墓所を守っていたスケルトンは、生前は宿敵だったのかも知れません。もしかしたら恋人だったのかも知れません。 ただスケルトンは侵入者が現れた時にのみ意識を持ちます。ただただ戦いのさなかにだけ、過去を思い出します。そして侵入者を打ち倒し、次の侵入者が現れるまで、あるいは1年、あるいは1年、またあるいは数千年のときがたちます。思い出すことの多くは、もしかしたら残してきた日々の、取り返しのつかないことなのかも知れません。 この記憶を取り戻す、そして取り戻した記憶が他のキャラクターに密接に絡み合う、そここそがこのゲームの肝であり、通常の判定などはほとんど触れられていないルールですが、その思い出すべきことについては色々と明記されていて、そこれが上手くドラマを生み出すように設計されています。 いずれにせよ、こうしてプレイを続けていくとキャラクタの過去が生まれていき、ゲームが終わる頃にはPC間にそれなりの関係が生まれていきます。そうゲームを通じて過去が鮮明に掘り込まれ(スケルトンではありますが)キャラクターが築きあげられる。それがこの『スケルトンズ』のポイントです。
注意
上記の通り、ゲーム中に守るべき墓所の絵を書く必要がありますし、また自分のスケルトンの絵に色々と書き足す必要もあることでしょう。ですのでオンライン・セッションで遊ぶ際には、地図やキャラクター・シートに絵を描きこんで、それをみんなで共有する機能が必要になります。
内容物
・ルールブック